山添真寛 ぼちぼち日記

光の力

光の力

毎日厳しい寒さが続いていますね。お寺にいくつかある、溜まり水になっている所は連日凍ってますし、庭の土の霜柱は日に日に大きくなっているようにも思います。まだまだ寒い日は当分続きそうなので、氷も霜柱もまだまだ続く事でしょう。あぁ~寒い。

そんな寒い朝でも必ずやる事があるのです。それは雑巾がけのバケツの水を清掃終わりに、庭の大石に勢いよくかける事なのです。夏の暑い日には最高に気持ちもよく、涼しさが感じれてうってつけ。でも寒い日には逆効果かなと思うのですが‥‥。何だか、濡れた石が輝くと石自身も喜んでいるみたいに感じ、いつも豪快に、こんな寒い日でもやってしまうんです。

今朝も寒い中、勢いよくバケツの水をかけました。冷たい空気の中、貴重な太陽の光が大石に降り注ぎ、ピカピカと輝いて眩しいぐらいになるのです。それを見ているととても幸せな気持ちになります。

光は幸せで反対の暗闇は不幸せ。光は極楽、暗闇は地獄。光は仏、暗闇は魔物(あくまでもイメージ)いろんな喩がありますが間違いなく光は私たちを幸せにしてくれる大切な力があるのだなと思えるのです。

寒い寒い極寒の中、外での作業が嫌になりがちな私の気持ちを、輝く石の光で力をもらいながら、今日もまた境内をピカピカに、そしてお寺がが輝くように掃除をするのでした。