山添真寛 ぼちぼち日記

綺麗な木目、再び

綺麗な木目、再び

昨年の7月に「綺麗な木目」と題してブログを書きました。山門の掃除にプロの洗い屋さんが入り山門の木がとても綺麗に洗われて、姿を現した木目のそれはそれは美しい事!その感動を綴らせて頂きました。

そしてこの度、再度洗い屋さんが来て下さり、次は本堂前の柱や床、階段を洗って下り、またまたすごい事になりました。柱という柱、床という床の木達がみるみる息を吹き返し?新たな呼吸を始めているのが感じられる仕上がりです。

確かに木が白っぽくなって重厚感はなくなったかもしれませんが、これが本来の木の色で、これが自然に汚れや枯れが時間をかけて入り、自然に変色するのが理想なのだとまたまた教えていただきました。

これを見ると、まわりの重要文化財級の観光名所の見方が変わります。何故ならそれは、どこもかしこも見かけ優先の強烈な薬を塗られた状態だから。

これって人間の肌と一緒なんだけど、なんでみんな気づかないのかな‥‥、木も生きてるんだけどな‥‥、大事なお肌にべたべた強烈な薬の様な化粧をしたらお肌が台無しに‥‥と、思いながら綺麗の木目が浮かんだ木々をなでなでしてみて、つるつる具合を楽しむ私なのでした。

みなさまも龍岸寺にお越しになったら是非じっくりご覧ください。