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夕陽が真西に沈むことから、西方極楽浄土をもっとも近く感じるのが、お彼岸の時期です。
龍岸寺旧蔵の日本最大級の「甘露図」(複製)の前に祭壇を組み、施餓鬼供養をおつとめいたします。そして、法要のあとは、仏教占星術について学びます。
2年前に建立された永代供養墓「星月墓」。観音菩薩の光背には、渋川春海が描いた星図が彫刻されています。
星図のまわりには、「壁・奎・婁・胃・昴・畢」などの見慣れない文字が並びます。これ、実は月の通り道(白道)を示す「宿」と呼ばれるもの。仏教に伝わる「宿曜」と呼ばれる占いでは、私たちも生まれた日によって「宿」が決まっていて、性格や人間関係に影響を与えると考えます。
この機会に、皆さんもぜひ自分の「宿」を知って暮らしに役立ててみましょう。
※ 檀信徒以外の方も気軽にお参りください。参拝料に定めはありませんので、受付にてお気持ち程度をお納めください。
講師:京都大学大学院非常勤講師
波勢 邦生(Hase Kunio)
専門はキリスト教思想史。とくに近代日本の宗教思想。
別名義で占い師、シナリオ・ライター、アニメ脚本家などとしても活躍中。
イベント詳細
- 日時
- 2024年3月23日(土) 13:00~15:30
- 場所
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龍岸寺
〒600-8247
京都府京都市下京区塩小路通大宮東入八条坊門町564 - 午後1時
- 彼岸法要
本堂西面に、龍岸寺に伝わる日本最大級の甘露図(複製)を掲げ、お施餓鬼の法要をおつとめします。また、その功徳をもって、ご先祖の追善供養をいたします。 - 午後2時30分
- 講演
宿曜占法に詳しい波勢邦生さんにお越しいただき、自分自身の「宿」の見方を知るとともに、家族や知人との付き合い方についてアドバイスをいただきます。 - 午後3時30分
- 終了
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