天文ゆかりの地に建つ、天につながるお墓
2022年4月、龍岸寺に永代供養墓「星月墓(せいげつぼ)」が完成いたしました。
その昔、お釈迦さまは菩提樹下に瞑想し、おさとりを開かれました。その菩提樹の実の模様は、「星」と「月」になぞられられ、仏界の宇宙を表すとされます。
また、ここ龍岸寺に暮らした江戸時代の天文学者・渋川春海は、「星」や「月」などの天体の観測に明け暮れ、ついには日本初の和暦「貞享暦」の編纂にいたりました。
そのような由縁に想いを馳せ、「星」と「月」をモチーフにした龍岸寺ならではの永代供養墓を建立したいと念願いたしました。
永代供養墓の建立によって、「後継者がなくて家のお墓が心配」「お墓が欲しいけれど経済面で不安」という現代特有の供養事情に応えるとともに、宇宙のかなたにある浄土への思慕がゆたかに育まれることを願っております。
星月墓の仕様

星月墓は、月をモチーフにデザインされた中央の合葬墓と、左右の個別埋葬区画(最大4人まで利用可能/全98区画)から成ります。故人のお名前や戒名はいずれの契約の場合も彫刻可能です。

御本尊は、仏師・三浦耀山師による観音菩薩です。また、背面の屏風には渋川春海の星図(※)を彫刻しています。
※…『天文成象』(山本天文台資料)
ご供養の仕組み

多くのご縁によるご供養を希望される方へ合葬墓
●大勢の皆様が共同で利用されますので、多くのご縁によって供養をいただける、ぬくもりのあるお墓です。
●中央の御本尊・観音菩薩像の下に合同でご納骨し、戒名板に命日・戒名・俗名を彫刻いたします。
●冥加料は一霊位につき25万円です。

ご家族との空間を大切にされたい方へ個別墓
●個別埋葬区画は、ご家族など生前ご縁のあった方と一緒にご利用いただけます。
●仏師・三浦耀山師の原型をもとに彫刻した菩薩像を安置いたします。
●契約された方がすべてご納骨されてから、十三回忌または二十五回忌が経過しましたら、中央の合葬墓に改葬いたします。
●冥加料は75万円からです(ご供養の年限および契約者数によって異なります)。
※ 合葬墓・個別墓ともに、冥加料には、納骨法要費と管理費(護持会費)を含みます。
※ 合葬墓に納骨された方のご遺骨は、お返しすることができません。
※ 星月墓への埋葬者は、春秋の彼岸法要において、永代にわたりご供養申し上げます。
※ 年忌法要などは、ご依頼に応じて承ります。
ご利用について
星月墓のご利用は、現在、檀信徒とその関係者に限定して先行案内しています。
一般の方々のご見学等も承りますが、お申込みの受付開始は2023年4月1日になりますので、ご了解くださいませ。
ご相談をご希望の方は、こちらの問合せフォームよりご連絡ください。