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令和5年2月のJR東海新幹線の機関誌のウェッジ(3月号)が「多死社会を生きる」というテーマの特集を組んでおり、その中の、人口減少で寺院消滅の危機「地域に開く」役割を取り戻せ、というタイトルで記された文章の中に、寺院や僧侶のこれからの在り方が、博物館や学芸員の在り方と重なって見えた。
例えば、寺(博物館)は、金儲けを目的とせず、地域の人に喜んでもらいたい、「寺院(博物館)規模を上手に縮小していく事が大事」「僧侶(学芸員)は職業でない、僧侶(学芸員)は生き方そのものだ」と読み替えると納得できる内容であった。
その他にも「多死社会」の到来に備えるべきキーワードが満載であった。
人口減少に向けて寺の経営は切羽詰まった状況にあり、生き残りをかけた寺院の経営から博物館の在り方を学ぶことが多いと思い「お寺に学ぶ博物館運営」というテーマで研究会を開催する。
■定員:最大50名(非学会員も参加可能)(床に座布団、座椅子利用となります)
■参加料:無料 申し込み先着順(学会員優先ではありません)
■参加申込:日本ミュージアム•マネージメント学会事務局までメールまたは
こちらのフォーム よりお申し込みをお願いします。
日本ミュージアム•マネージメント学会事務局
メール kanri@jmma-net.org
HP参加申込みフォーム https://www.jmma-net.org/research
(フォームのお申込みでは研究会名は「12/21ミッション研究部会」を
選択してください)
イベント詳細
- 日時
- 2023年12月21日(木) 13:00~17:00
- 場所
-
龍岸寺
〒600-8247
京都府京都市下京区塩小路通大宮東入八条坊門町564 - 13:00~13:05
- 開催挨拶、趣旨説明 高田浩二(海と博物館研究所)
- 13:05~13:20
- 参加者相互のチェックイン(自己紹介と参加の動機、15秒リレー)
- 13:20~14:05
- 基調講演「伝統とは絶えざる革新なり~ドローン仏、発祥の地の挑戦~」
池口龍法(浄土宗 三哲山龍岸寺 住職) - 14:05~14:50
- 事例報告「神社仏閣の博物館的役割を担う仏像宝物の公開収蔵技術と現代社会における活用・還元」
西河今日子氏(株式会社クマヒラ 文化財設備部 課長代理) - 14:50~15:20
- 事例報告「伝統的文化を活かして未来の市場経済をつくる~展示、生態系管理、伝統工芸そして社会資本管理へ~」
三橋弘宗氏(兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員) - 15:20~15:30
- 休憩
- 15:30~16:30
- パネルディスカッション
進行:高田浩二
パネラー:池口 西河氏 三橋氏 - 16:30~16:55
- 会場との意見交換 質疑応答
- 16:55~17:00
- まとめと閉会挨拶
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