山添真寛 ぼちぼち日記

南国ムード

南国ムード

秋の彼岸も昨日で明け、これから本格的に秋めいていくのでしょうか。

でも、ここ龍岸寺には一年中夏を感じるパームツリーが一本だけあります。ひょろっと伸びたパームツリーが一本だけ。まるで旗を掲げる竿のような感じで、長さも4から5mくらい。仏旗なんか掲げたらちょうどいい感じ。

なぜ一本だけなのか?なぜそんなにひょろっとしているのか、なぜパームツリーなのか?そして一体、誰が植えたのか?すべてが謎の常夏ツリー。

このお寺の先代住職は知る人ぞ知る「レゲエ坊主」で名を馳せた方。ジャマイカの有名ミュージシャンが訪れて歌って帰ったとか、境内に大きなスピーカーを積んで大音量でレゲエサウンドが響いていたとか、びっくりな話はてんこ盛り。

もしかして、この木はそんな先代の常夏ジャマイカの香りを必死で残そうと、一人(いや一本)にょきにょき頑張っているのかな‥‥。そうだとしたらちょっと憎めない常夏さんやなぁ~と、今日も朝からパームツリーを見上げていましたとさ。