仏縁ある人が臨終を迎えるとき、阿弥陀如来は諸菩薩とともに現れ、西の彼方の理想郷・極楽浄土へと迎えとるという。
平安時代や鎌管時代に盛んに仏画に描かれたこの「極楽来迎」の世界観を、ドローン仏によって現代的に表現することに初めて成功したのが2018年の超十夜祭。
五周年となる本年の法要では、ドローン仏編隊飛行と、僧侶のコンテンポラリーダンスが華麗にコラボレーション。
舞い踊る僧侶。響き渡る念仏の声。心一つにドローン仏の来迎を願う。
帰命頂礼阿弥陀仏。
■定員:40名
■ 参加費:一般 2,500円/檀信徒 2,000円 (高校生以下は無料)
■キャスト
ドローン仏制作:三浦耀山(仏師・佛佛部部長)
ドローン仏プログラミング:吉江考史(fly株式会社)
読経&おりん:池口龍法(龍岸寺住職)
念仏:堂内の全員(参加者含む)
■スペシャルゲスト
滝山隆心(たきやま・りゅうしん)
高野山真言宗、常喜院住職(奈良県高取町)。高野山宗教舞踊、師範。1980年生まれ。東京都出身。東京学芸大学初等教育社会専修、及び京都造形芸術大学舞台芸術学科卒業。house、be-bopダンスによる音楽との即興セッションをきっかけに、フリースタイルな身体表現による即興ダンスに深い興味を持つ。ダンスと密教に親和性を感じ得度(出家)する。和歌山県高野山にてコンテンポラリーダンスの公演や、寺院とダンスを掛け合わせた動画などを制作。
[コンテンポラリーダンス作品]
2004「月影草子」京都法然院
2005「body&soul」京都造形芸術大学
2011「荘厳の宴」淡路潮音寺/「観心行舞」高野山恵光院/「阿蓮月の夕べ」高野山恵光院
2013「人型反応性可動式瞑想体」高野山恵光院
2014「聖地礼拝」阪神百貨店・和歌山Onomachiα
2015「法楽」高野山大学黎明館
[受賞]
2006「ダンスチャレンジ」(大阪)ストリートダンスコンテスト優勝(チームATMOS-phere)
【超十夜祭とは】
「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行をすることよりも尊い」という『無量寿経』の言葉に基づいて室町時代より修せられてきた「十夜法要」。龍岸寺では2015年より念仏の祭典としてつとめています。本年は11月23日(木・祝)~25日(土)の三日間にわたり開催いたします。詳細はこちら。
イベント詳細
- 日時
- 2023年11月25日(土) 16:00~18:00
- 場所
-
龍岸寺
〒600-8247
京都府京都市下京区塩小路通大宮東入八条坊門町564 - 15:30
- 開場
- 16:00
- 開演
- 16:00
- 超十夜法要 第一部
ゲスト:滝山隆心(真言宗僧侶/ダンサー)
二人の僧侶が、宗派を超えてコラボレーション。
読経とコンテンポラリーダンスにより阿弥陀如来を讃嘆する。 - 16:40
- クロストーク 滝山隆心×池口龍法(浄土宗龍岸寺住職)
- 17:00
- 休憩
- 17:15
- 超十夜法要 第二部 featuring ドローン仏
木魚の音と念仏の声が響き、舞踏が奉納されるなか、ドローン仏が編隊飛行で「極楽来迎」の様相を表す。 - 17:30
- エンディングトーク
- 17:45
- 終演
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