あなた自身の手で、本漆塗りの文具を作ってみませんか?
食器などで馴染みの深い漆。お寺文化のなかでももちろん使われています。お供え物を置く漆器、漆塗りの仏壇。そして、金色に輝く仏像も、金箔を押す下地に漆が塗られています。
このように、私たちの生活を美しく彩る漆ですが、乾く前の漆は取扱を誤ると肌がかぶれる成分を含むため、経験を積んだ専門の職人以外が扱うことはまずありません。漆は身近でありながら、縁遠いものに感じている方も多いように思います。
本教室では、漆塗を専門とする職人の指導のもと、皆さまご自身で漆塗りを体験していただきます。必要な道具類はこちらですべて準備いたします。また、手袋を用意するなど、かぶれ対策を講じて実施いたします。ただし、100パーセントかぶれないことを保証するものではありませんのでご了解ください。
体験に用いる文具は、木製のシャープペンシル、ボールペン、消しゴムケース。漆の色は、黒、赤、青の三色からお選びください。シャープペンシルとボールペンは溜め漆塗りで仕上げることもできます。毎日持ち歩く文具を、あなた好みの漆の色で塗り、日常に和の文化の彩りを添えてみませんか。
完成した文具は、教室終了後、漆を乾燥せるためにいったんお預かりし、2~3週間程度でご自宅にお送りいたします。
※持ち込まれた文具に漆を塗ることはできませんので、ご了承ください。
費用:お一人様 6,500円~8,000円(送料込)
定員:10名
講師 伊東泰範 プロフィール:
1972年京都市生まれ。 3年間のサラリーマンを経験した後、1999年に塗師の師匠に弟子入り。16年の修行を経て2015年に独立し、創 仏具漆工を創立。主に仏像・台座の新調・修復の漆塗りを担う傍ら、佛佛部のメンバーとして、仏具製作の世界をもっと身近に感じて貰えるよう活動している。
新型コロナウイルス感染症感染予防対策について
1)出入口に手指消毒液を設置
2)受付時に検温を実施
3)職人・スタッフのマスク着用による応対と、検温等による職人・スタッフの体調管理
4)ソーシャルディスタンスの確保
飛沫防止用アクリル板の設置、席間隔の確保
5)3密(密閉、密集、密接)の回避、こまめな換気、消毒
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の一環として、次の点にご協力いただきますようお願いいたします。
●感染予防徹底のため、アルコール消毒液による手指の消毒、こまめな手洗い、咳エチケットをお願いします。
●マスクの持参・正しい着用をお願いします。
●受講中、万が一体調が悪くなった場合は、速やかにお近くのスタッフにお声がけください。
以下の症状があるお客様は受講をお控え下さい。
症状によっては、受講をお断りすることがございますので、あらかじめご了承ください。
◆ 37.5℃以上の発熱がある方、または発熱が続いている方
風邪の症状(発熱、咳、くしゃみ、喉の痛み等)がある方
倦怠感や息苦しさ(呼吸困難)がある方
◆ 新型コロナウィルスの濃厚接触者に該当する方
◆ 基礎疾患があり感染リスクの心配がある方、その他体調に不安がある方
イベント詳細
- 日時
- 2023年3月11日(土) 14:00~17:00
- 場所
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龍岸寺
〒600-8247
京都府京都市下京区塩小路通大宮東入八条坊門町564
アクセスマップ
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