お茶やお菓子を嗜みながら、宗教のことについてゆる〜く語らえる、まぼろしの桃源郷…
その名も「冥土喫茶♡ぴゅあらんど」。
ゆる〜く続いて6年目、第14回は「来迎」をテーマに開催します!
ひとがいままさに臨終を迎えようとするとき、
阿弥陀如来と菩薩たちが西の空からやってきて、極楽へと救い取ってくれる––––
そんな「来迎」の夢をあらわすため、先人たちはさまざまな表現を磨き続けてきました。
さらに、それらの図像は美術的な価値をもつだけでなく、
文字の読めない人々に仏教の教えを伝えたり、
儀礼や瞑想において用いられ、仏に近づくための役割をも果たしていました。
人々の想いが織り重ねられていくなかで、時間をかけてゆっくりと形成されてきた「来迎」のイメージ。
その結晶である来迎図の数々を、ともに味わってみませんか。
今回は、日本美術史を専門とする加須屋誠先生をゲストにお招きし、
描き出された夢の光景を、図像学の知見から浮かび上がらせていただきます。
過去の人々が夢見た「来迎」、時として夢の中にあらわれた「来迎」、
そしてドローン来迎仏の編隊飛行が叶うこの日、現代の来迎の夢がきっとそこに重なることでしょう。
■日時:2022年11月23日(水・祝)13時
■参加費:1,500円
■定員:30名
■来場者全員にオリジナルステッカープレゼント!!!
◎タイムライン
12:45 開場
13:00 開会
13:10 ゲストによる講演
13:50 休憩
14:00 会場も交えてのトークセッション/メイドくーたんによるリサーチ報告
15:00 閉会
◎ゲストプロフィール
加須屋 誠(かすや・まこと)先生
1960年東京都生まれ。京都大学文学部哲学科美学美術史専攻卒業。同大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。文学博士(京都大学)。京都大学助手、帝塚山学院大学文学部助教授、奈良女子大学文学部教授などを経て、2018年退職。現在、京都市立芸術大学客員研究員。1991年国華賞を受賞。専門は日本美術史。著書に『地獄めぐり』『生老病死の図像学―仏教説話画を読む』『記憶の図像学: 亡き人を想う美術の歴史』など。
◎聞き手:メイドくーたん
京都市立芸術大学美術学部 彫刻専攻を卒業後、アイドル業や禅道場での修養生活などを経て、
筑波大学大学院 哲学・思想専攻にて宗教学を専修。信仰と表現の関係について研究し、2021年、修士号を取得。
龍岸寺でのメイド業に精を出す傍ら、nixon名義でイラストレーターとしても活動。リサーチと制作を重ねる。
新型コロナウイルス感染症感染予防対策について
1)出入口に手指消毒液を設置
2)受付時に検温を実施
3)職人・スタッフのマスク着用による応対と、検温等による職人・スタッフの体調管理
4)ソーシャルディスタンスの確保
飛沫防止用アクリル板の設置、席間隔の確保
5)3密(密閉、密集、密接)の回避、こまめな換気、消毒
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の一環として、次の点にご協力いただきますようお願いいたします。
●感染予防徹底のため、アルコール消毒液による手指の消毒、こまめな手洗い、咳エチケットをお願いします。
●マスクの持参・正しい着用をお願いします。
●受講中、万が一体調が悪くなった場合は、速やかにお近くのスタッフにお声がけください。
以下の症状があるお客様は受講をお控え下さい。
症状によっては、受講をお断りすることがございますので、あらかじめご了承ください。
◆ 37.5℃以上の発熱がある方、または発熱が続いている方
風邪の症状(発熱、咳、くしゃみ、喉の痛み等)がある方
倦怠感や息苦しさ(呼吸困難)がある方
◆ 新型コロナウィルスの濃厚接触者に該当する方
◆ 基礎疾患があり感染リスクの心配がある方、その他体調に不安がある方
イベント詳細
- 日時
- 2022年11月23日(水) 13:00~15:00
- 場所
-
龍岸寺
〒600-8247
京都府京都市下京区塩小路通大宮東入八条坊門町564
アクセスマップ
参加申し込み
現在、予約受付期間ではありません。