Activity龍岸寺の活動

ドローン仏さま

ドローン仏さま

「阿弥陀経」などの経典によれば、信念厚い人々が命を終えるとき、阿弥陀如来が菩薩とともに極楽浄土からお迎えに来られると記されています。この情景を一目見たいと願ったいにしえの人々は、図像に表して浄土への思慕を高めてきました。知恩院に伝わる「阿弥陀二十五菩薩来迎図」はその有名な一つです。

現代においては、最新のテクノロジーを用いることで、来迎の様子をよりリアルに表現することができます。2018年11月、龍岸寺での「超十夜祭」において、仏師・三浦耀山さんは、自作の阿弥陀三尊像を3Dプリンターで複製し、ドローンに載せて空中を飛来させることに成功しました。ドローン仏さま初フライトの様子は以下からご覧いただけます。

その後、ドローン仏さまによって臨終来迎を可視化するという類を見ない先鋭的な試みは、各方面から注目を集めています。